• 大協広告
  • これからのウエディング広告

ブライダル業界とともに 創立43年目の思い。

43年間に亘り、ブライダル業界と共に歩んで来た株式会社大協広告だからこそ知り得た業界事情の流れを記録した、ホームページです。 長年にわたる資料を基に記録と記憶のため長文となり恐縮ではございますが、ごゆっくりとお読み頂き、業界へのご理解やこれからのウエディングについてご疑問と関心そして好奇心、興味を高めて頂ければ幸いです。 カップルの未来に貢献できることを願っています。

代表からのご挨拶

私たち大協広告株式会社は、ウエディング業界での高い専門性と既成概念にとらわれない柔軟な発想で、革新的なコミニケーションモデルを創造しています。

ウエディング業界のクライアントとともに問題を捉えることから始め、 ウエディング業界とこれから結婚するカップルのあらゆる接点で橋渡しをする。

『日本の結婚式』の未来に、自らも夢を託して動くウェディング専門の広告会社です。 ウエディング業界のリサーチからクリエイティブまで すべてのスキルに熱を吹き込み、あらゆる形で発信し、一組でも多
くのカップルが明るい家庭を築くべく“価値ある結婚式”を実現していただき、我が国の少子高齢化問題の解決に貢献してまいります。この“価値ある結婚式”という言葉には、単なる結婚式ということだけでなく、自らの働き方を変革するとともに、アイデアによって新たな価値を創造し、社会全体に、より良い利益と幸せをもたらす企業でありたいという私たちの決意が込められています。
そして、ウエディング業界のコミュニケーション領域に止まることなく、常にクライアントの経営課題や事業課題と向き合い、その本質を捉えた課題解決策の立案と確実な実行を目指す、私たちのビジネスのあり方を示す言葉でもあります。「なるほど」と言われるアイデア、「どんだけ」と言われる技術、「そこまでやるか」と言われる企業家精神を発揮してウエディング業界のイノベーションを創造し、社会に新たな変化をもたらすことが、ウエディング業界のお役に立てる大協広告株式会社の社会的使命であり、すべての関係の皆様にとっての大協広告株式会社の価値を高めることとなると考えています。
ウエディング業界のコミュニケーションに関わるあらゆるサービスをカバーし、お役に立てるパートナーとして共に歩んでいきます。

代表からのご挨拶(2)

またウエディング業界の事業領域を超えて新生活市場(保険、不動産、教育)の皆様と協働し、サービスの共有や統合、革新的なサービスの開発・提供、共同提案の機会づくりなどを、これまで以上に積極的に推進いたします。

そして、顧客の皆さまから、世界のどの地域においても最良のパートナーとして選ばれ続けるグループであることを目指して、これからも挑戦を重ね続けます。
私たちは、社員の誰もが、課題解決の起点としてリーダーシップを発揮しうる、創造的なネットワークでありたいと考えています。今後も、「価値創造」という企業理念の下、多様な専門性を備え、インテリジェンスとクリエーティビティを磨き続ける社員は、互いに創発しあい、相乗効果を生み出すことで、社会や企業が直面する課題の解決に取り組んでまいります。

ウエディング業界とともに 43年目の思い ~花嫁時代から新郎新婦(カップル)時代へ~

大協広告の指針(1)



  • テーマ:ウエディングの価値創造
  • ・情報を創造し発信するウエディング専門広告代理店
  • ・儀式の復活と“自分たちの意思”で選べる披露宴の創造
  • ・ニューカップルの新生活を結ぶ企業との広告活動
ウエディング市場の動向把握と将来の業界展望
  • ・全社員が考え方を共有できるプランニングは疑問・興味・関心から生まれる
クライアントの確保と新規開拓の両輪
  • ・クライアントとはカップルの視点で選べる会場(神社・専門式場・ホ テル・レストラン・ゲストハウス)、衣裳(メーカ・ショップ)、指輪(婚約結婚)、など成長する企業探し
会場選びは顧客に選択される時代
  • ・“ゼクシイ誌の教科書”離れによる集客対応とは
  • ・ゼクシイ誌の会場探しは画一的なビジュアル広告の頁量による羅列の反復。
  • ・婚礼需要より会場を提供する供給が過剰な時代の広告戦略
  • ・会場ジャンルの特性を把握した集客の企画提案
  • ・会場の地域別顧客対策 タブロイド版の情報季刊紙 企画制作
  • ・年間集客提案はWEBホームページ主体で他媒体活用
“自分たちの意思”で選べる会場選び
  • ・挙式と披露宴のセパレートの選択など〔隠れたレストランウエディングの集客方法企画提案〕
媒体の取材広告による制作依存から自社制作に切り替わる時
  • ・優れたクリエーター集団を育成、ブライダルに精通するWEBデザイナー教育
  • ・コピーライターの視点による営業企画提案

ウエディング業界とともに 43年目の思い

大協広告の指針(2)

ブライダル誌既存媒体の活用方法は
  • ・クライアントの集客の視点(カップルのニーズ)で媒体を選定する集客案
  • ・コピー重視の純広告表現型。
  • ・花嫁対象のビジュアル広告から新郎の出番を促すカップル対象の広告創り。
  • ・媒体のフォーマット取材広告に依存するのではなくクライアントの年間プランの集客提案。
  • ・企画内容はターゲットによるコピー戦略と媒体選定(雑誌・新聞・交通広告・WEBなど)活用
ニューウエディングプランナーの養成
  • ・顧客と直接対話による報酬制度を確立実践
ニューカップルの新生活を結ぶ企業活動と広告提案
  • ・カップルの新家庭の誕生は社会生活へのスタート
  • ・結婚式場が終わりでなくカップルに貢献できる企業情報を提供
  • ・ブライダル専門広告代理店のweb創りと活用
  • ・ホームページの内容充実と営業活動
  • ・webホームページを新媒体として営業企画活動・営業受注。
ブライダル業界の就職・転職サイト
  • ・bridal i の創設
    i=Innovation 革新・insight 洞察・information 多元的な情報
  • ・会員登録データベースの構築
ホテルレストラン(エストーレ)のウエディングコンサルティング
  • ・経営に関する指導、助言を行うコンサルティング業務
  • ・ウエディングプランナー派遣、集客業務

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

婚姻のあゆみ(1)

この章では、ブライダル業界において果たしてきた広告の役割と意義について足跡を振り返りながら検証してみたいと思います。カップルの結婚式選びにどれだけ貢献できるのか問われることになります。
結婚とは何ぞや。結婚式場とは何か。
日本の結婚式は婚礼のしきたりが重視されて花嫁中心の行事として和装による神前挙式が地方色豊かに執り行われてきました。
第二次世界大戦の敗戦を機会に花嫁像が一変することになります。終戦の混乱時代に母親ができなかった伝統の花嫁姿を娘に託すことになり経済成長と重なってブライダルビジネスが発展していくことになり
ます。
日本の結婚式はなぜか花嫁を賛美する伝統が今でも引き継がれ婚礼文化となっています。満開の桜の花に共通する思いです。
結婚祝い金制度も婚礼文化です。
婚礼の人口増加期に生まれた婚礼システムは婚礼需要が多く供給する会場が少ない時代に登場したシステムです。当時の挙式選びは春、秋の結婚シーズンが明確にあり六輝表に基ずく良き日を探すことになります。良き日は6ヶ月~1年先の予約が必要でした。挙式と披露宴を同日に終えることが両親親族に歓迎された時代です。
結婚式場の運営はオーナが集客と飲食部門を担当し衣装、美容着付け、写真他関連商品はそれぞれの業者がテナントとして参加する貸しビル業のシステムです。
花嫁の結婚式場探しは時代の流れによって大きく変わります。
情報誌ゼクシイの登場は集客手段として会場の好都合なこの婚礼システムをサポートする役割を果たすことになります。毎月情報提供という名で会場の施設外観の画一的なビュアル写真を繰り返し反復する広告を会場だけでなく関連業種の全てを掲載することです。僅か十数年で他競合情報誌を失速させ広告市場を独占することになります。毎月1000件前後の婚礼クライアントを集めることになります。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

婚姻のあゆみ(2)

時代が移り、少子化による結婚組数の減少、花嫁の結婚年齢の高年齢化、日本経済の動向の変化などで花嫁の結婚観が変わり、カップルのニーズが変わるのは当然かと思われます。
ゼクシイ戦略は婚礼市場の広告収入と送客手数料を独占することになり顧客の負担が増すことになります。
結婚式場選びが問われています。

※厚労省 人口動態総覧の年次推移より
リクルート 結婚トレンド調査2013 平成25年10月17日

結婚総額  首都圏351,0万円 全国340,4万円
結婚年齢  首都圏夫32.6歳妻28.8歳 全国夫30.2歳 妻29.6歳
招待客人数 首都圏68.5人 全国73.1人
全国の婚姻件数

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

リクルート戦略 ゼクシィ誌から学ぶことは(1)

はじめに 結婚式ビジネスも時代とともに大きく変わろうとしています。

結婚式場業界に参入して43年間広告活動が貢献してきたこととは何か、あしあとに対話を求めて検証してみることが大切です。

日本の結婚式のあゆみを大きく分類することができます。時代の変化によって集客のための広告活動も変化していくことになります。
「日本の人口動態の変動」、「経済の成長発展過程」、「時代の社会的背景」の要因によって花嫁の結婚観も変化していくことになります。
伝統文化の儀式を重んじ家と家の結び付きを重視した親族中心による婚礼時代はムック誌の役割で十分でした。

団塊世代の婚礼人口の増加期は経済成長期と重さなり花嫁中心の“ブライダル時代”を迎え全国誌による女性誌の結婚特集号の全盛期を迎えます。
そして、ブライダル(花嫁)の結婚式場選びの情報誌が登場する。若者文化の情報誌で人気のぴあ社が “けっこんぴあ”誌を首都圏版で季刊誌(年4回)を発売することになる。
その後月刊誌ゼクシイ誌が”男と女の支援雑誌”として発刊するも数年後けっこんぴあ誌に追従し結婚式情報誌に月刊誌として特化することになる。
ブライダル情報時代”を迎え既存ブライダル誌との広告確保競争が熾烈になりその後ゼクシイ誌が婚礼業界を一変する。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

リクルート戦略 ゼクシィ誌から学ぶことは(2)

ゼクシイ誌は月刊誌を武器として集客の手段は会場の外観、施設の画一的な反復広告の繰り返しで年々知名度を浸透することになる。厳粛な儀式のしきたりより外観、施設の会場を徹底的に紹介する戦略で結婚式をビジネス化に徹することとなる。
ゼクシイ誌はリクルートの戦略どうりに競合他情報誌を休刊消失させ広告収入を独占することになる。送客業務もゼクシイなびの窓口で集客し広告収入と送客手数料を確保しブライダル業界を征服することになる。

時代は移り少子高齢化時代の変革期を迎えて婚礼人口の減少・花嫁の高年齢による結婚など時代の変化に会場は対応できず花嫁の結婚への価値観、ニーズに差異が生じています。
つまり挙式はするけど既存の披露宴を望まない層が増えているということです。
ニューウエディング時代”の到来を求めることとなる。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

1.婚礼時代のウエディング

当時の結婚式は春、秋の結婚シーズンが明確にあり挙式選びは六輝表に基づく“良き日”に拘り、仲人を立て、結納の儀式を得て神社で挙式。そして、自宅か近くの料理屋で親族中心の40~50名で披露宴を行う。花嫁の結婚適齢期が24~5歳までと言われた時代です。

ウエディング誌は全国対象のムック版で婚礼文化を伝承する儀式を重んじる“結婚のしきたり”“婚礼作法”と和装による婚礼衣裳(花嫁、新郎、両親、親族、仲人など)の着付け、美容などが中心でした。
春、秋の結婚シーズンに先駆け女性誌は全国の若い女性を対象に花嫁の夢と憧れの結婚特集が発売されることになります。花嫁学校が盛んでお茶、お花、料理の花嫁コースが人気で専業主婦の多い時代。

専門誌の生徒対象に式場選択の情報を告知広告として数多くとりあげることになります。
式場情報を入手する手段は電話帳による場所確認ぐらいでした。
“結婚式場は式だけを挙げる場所ではない”のコンセプトで営業活動をすることになります。結婚式場で直接予約をする前にカップルのデート場所として楽しめる場所にすべきであるとの提案です。
レストラン喫茶室は当時から完備しています。
ウエディング誌の一括公開、結婚関連の音楽収集、他結婚に関する全ての知識が収集できる場所として婚礼図書室、資料室を完備すべきと考えました。
この原点の発想は変わらないコンセプトです。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

2.ブライダル(花嫁)時代(1)

当時の結婚式場は神社、専門式場(公共式場、互助会)ホテルの時代です。
ブライダル時代の結婚式選びは確実に結婚シーズンの“良き日”といわれている“大安”の日にこだわっています。団塊世代の婚礼人口の増加期を迎えて公共式場、互助会の直営式場など数多くの結婚式場が誕生することになります。
挙式と披露宴が同じ会場で同じ日にできる婚礼システムが確立されることになります。顧客は婚礼の関連商品が全て同式場で手当が出来ることが歓迎され、招待客を一同に集める利便性が喜ばれることになります。
式場オーナは集客部門を担当し挙式と披露宴の料理部門を受け持ち衣裳、美容、写真その他の結婚関連商品はそれぞれの業者がテナントとして参加しています。

婚礼システムによる式場運営は結婚関連商品の全てが先取りの予約注文による効率的なビジネスとなります。
当日は婚礼時間が限られているため司会者は画一的な進行を繰返すことになります。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

2.ブライダル(花嫁)時代(2)

婚礼料理も和食から洋食へ嗜好の変化を迎え、日常生活が和風の生活様式からアメリカナイズの生活へと転換をし始めた時代なのです。 結婚式は“挙式と披露宴をセット”で販売するシステムが確立されることになり披露宴が画一的な大量生産型のベルトコンベア方式の始まりとなります。花嫁の和装による神前式からウエディングドレスによるチャペルウエディングへと結婚式のスタイルが変わり、各式場は急遽教会の新設ラッシュとなります。ファッション性を求めてウエディングドレスの人気が高まりドレスの専門誌が種々誕生することになります。

女性の専業主婦型社会から共働き時代へと女性の社会進出は見合いから恋愛型の結婚へと移りブライダル(花嫁)の全盛の時代を迎えます。

団塊世代による婚礼人口の増加は新しい結婚式場を誕生させ花嫁は会場の差別化を求めて相談窓口の式場紹介業へ向かいます。式場相談業が発展していくことになります。 女性誌は週刊、月刊の春・秋の結婚シーズンに先駈けて花嫁の夢と期待に胸を膨らませる結婚特集号がブライダル時代の式場選びの唯一の手段となります。
式場の集客媒体として新聞、週刊誌の情報は短命のためムック誌、季刊誌、月刊誌に移ることになる。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

3.ブライダル情報誌時代(1)

結婚ブームは団塊世代のジュニア期まで続き、平成時代に入ると“けっこんぴあ”誌が首都圏版の式場情報誌として季刊誌を創刊してブライダル情報時代の幕開けとなります。

結婚式場を始め関連業種の集客の手段はブライダルの情報誌が唯一の方法です。全国版の女性誌から首都圏版の会場情報誌の発売は画期的な出来事でした。
その後地方の情報誌が各地で誕生することになります。

結婚式選びは地域性の役割が大きいため東京の会場では首都圏版の情報提供で充分なのです。
けっこんぴあ誌は全国版の女性誌より広告料金が安く会場の外観施設などの告知がカラー化できるメリットがあります。他競合情報誌の発行も首都圏版に追随して集客の広告確保競争が激化することになります。
ドレスによるチャペルウエディングはハワイで挙式の人気が高まり続いてグアム、バリ島など海外ウエディングブームを生むことになります。

海外挙式を済ませた帰国後の披露宴の会場選びが問題でした。結婚式場は挙式と披露宴がセット販売なのです。海外挙式後の会場選びとして新しくレストランで披露宴ができるウエディングを誕生させることになります。
新しい披露宴会場としてレストランでウエディングの誕生です。媒体として情報誌“レストランウエディング”を創刊することになります。

リクルートからゼクシイ誌が“男と女の出会い支援誌”として月刊誌が登場。数年後”けっこんぴあに追随して、ゼクシイ誌は式場情報誌に月刊誌として特化することになります。

結婚式場は毎月提供するほどの情報がないにも関わらず、なぜ月刊誌の登場が必要なのでしょうか。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

3.ブライダル情報誌時代(2)

リクルート戦略はゼクシイ誌の広告取引は原則としてクライアントと直接行い会場を始め関連業種の広告を数で集めることになる。業種別広告料金の設定です。ゼクシイ読者による顧客データを定期的に活用することになります。ブライダル業界には顧客のニーズを把握するブライダルデーターが欠如しています。ブライダル市場のデータ収集に力を入れ広告収入を高めることとなります。
ゼクシイ誌は定期的な読者調査によるブライダルのデータを分析してクライアントに情報を還元する戦術が婚礼業種別広告の集広を高めることになっています。競合誌として“けっこんぴあ”,“OZウエディング”シティウエディング“は実績を残しているも毎月毎号の画一的な反復広告とテレビ、中刷り広告の宣伝力には対抗できず休刊ということになります。
ゼクシイ誌は結婚指輪を始め、会場、衣装、他関連業種の広告クライアントを毎月1000件前後のクライアントの獲得を続けることになります。
広告は編集取材広告で内容を統一したフォーマット形式でビュアル写真(外観・会場など)中心の比較広告です。
会場のクライアントはどのジャンルも進行内容が同じで集客を競う唯一の差別化は外観施設の違いを広告の頁の量に求め出稿料の増減による競争を激化することになります。
花嫁は外観施設の新しさの選択で選ぶことになりゼクシイ誌が唯一の教科書となり、わずか十数年でリクルート戦略はブライダル市場の広告活動を独占し業界を一変することになります。
全国版の女性誌はドレス他専門誌として年2回の発売で役割を果たしています。競合情報誌は競争から脱落し市場からも撤退することになる。
ブライダル市場の集客はゼクシイ誌が会場を始め関連業種の広告を独占することになり、顧客は式場選択の相談を求めて“ゼクシイなび”の相談カウンター窓口へと向かいます。

クライアントの集客はゼクシイ誌頼りとなり会場は二重の財政負担となっています。つまりその結果広告料と送客手数料は顧客(カップル)が負担することになります。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

3.ブライダル情報誌時代(3)

ブライダル市場の集客はゼクシイ誌が会場を始め関連業種の広告を独占することになり、顧客は式場選択の相談を求めて“ゼクシイなび”の相談カウンター窓口へと向かいます。

クライアントの集客はゼクシイ誌頼りとなり会場は二重の財政負担となっています。つまりその結果広告料と送客手数料は顧客(カップル)が負担することになります。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

4.ゼクシイ誌の功罪 結婚式の集客はゼクシイ誌に依存(1)

日本の結婚式は花嫁が主役で新郎が脇役という傾向が強く、マス媒体でスポットを浴びるのはいつの時代も花嫁です。ゼクシイ誌の対象も花嫁です。大手出版社の結婚誌は全国の花嫁予備軍対象に週、月刊女性誌の結婚特集号としてシーズン二回の発売で結婚式場の集客媒体となっています。
婚礼人口が増えるにつれ結婚媒体も時代とともに専門誌別に分散化しています。

平成時代の団塊ジュニア期に入ると“けっこんぴあ”の登場は画期的なことでした。ブライダル情報誌として首都圏版による年四回の季刊誌です。結婚式場選びの教科書として役に立つことになります。
数年後ゼクシイ誌は”男と女の出会い”の月刊雑誌が登場する。その後結婚式場の情報誌に変更することになり年4回発売の”けっこんぴあ”と他誌に対抗して年12回の発売で勝負することになります。結婚式場は毎月提供するほどの具体的な情報がないにもかかわらず。

ゼクシイ誌が毎月発売する内容と意図とは~
結婚式場の集客は“けっこんぴあ”始め他競合誌と後発のゼクシイ誌の広告クライアント獲得競争が激化することになります。
花嫁の会場選びの選択基準は毎月店頭に並ぶ眼に触れる回数が多い、つまり月刊誌ゼクシイに向かうことになります。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

4.ゼクシイ誌の功罪 結婚式の集客はゼクシイ誌に依存(2)

ゼクシイ誌の広告活動はクライアントと直取引が原則で広告は全て編集取材方式のフォーマット広告です。クライアントの数を集める手法として業種によって価格を設定しフォーマット広告の分類を多様化して広告の量を競わせることです。画一化された式場内容の情報では差別化された情報提供にはなりえず外観施設のビジュアルを毎月繰り返すことになります。年間千組以上の式場も百組以下のレストラン会場の広告も有名ホテル、老舗の結婚式場も新規のオープン会場も隣合わせ横並び広告の羅列方式です。クライアントは広告予算をゼクシイ誌に集中し更に頁の量を確保する競争に走ることになります。顧客は会場の選択を求めて式場紹介業のゼクシイの窓口へ向かうことになります。
数あるブライダル情報誌があるなかで、なぜ後発のゼクシイ誌がブライダル市場の集客媒体として広告市場を独占することになるのでしょうか。

会場、ドレス、ヘアメイク、エステ、写真ビデオ、演出,ブーケ装花,指輪、二次会場など有料広告を毎月千件前後集めることになります。
ブライダル業界は隔離された閉鎖的な業界のためブライダルマーケットの動向、市場のデータ収集などの必要性などがなくても成長できた時代が団塊ジュニアまで続いたということです。花嫁予備軍のブライダルマーケティングのデータ不足に注目したのがリクルート戦略のようです。
ゼクシイ誌の読者対象のブライダル調査は定期的に収集して分析しブライダル企業に還元する手法です。集客のために会場クライアントはゼクシイ誌面で毎月毎月同じビジュアル広告を頁の量と広告費の量で競わせる手法です。
顧客は会場選択の差別化がわからないまま式場紹介エージェントに駆け込むことになります。式場紹介業の東京プロデュース消滅後は“ぜクシイなび”の店舗ががその役割を果たすことになりマーケティング戦略による広告と送客活動を独占して自他共に業界のリーダとして地位を確立することになります。

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

4.ゼクシイ誌の功罪 結婚式の集客はゼクシイ誌に依存(3)

競合誌のけっこんぴあ・OZウエディング・シィティウエディングは発売をゼクシイ誌と同じく月刊誌に変更するもゼクシイのブランド力、宣伝力には勝てず主要三媒体とも業界から撤退することになる。大手式場紹介業の東京プロデュースが消失して送客斡旋業務も“ゼクシイなび”の独占業務となっています。クライアントの集客手段はますますゼクシイ誌頼りという現状です。広告費と送客手数料の負担増が重なり各会場の財政を圧迫しています。結果的に顧客に負担をかけることになります。
ゼクシイ誌のクライアント広告件数を
業種別に対比
毎月1000件前後の実績を集めているゼクシイ誌の平成22年3月と平成23年9月に掲載された広告総件数を業種別に対比。

・会場・レストラン371件(490)
・フェア177件(117)
・ドレス21件(52)
・ヘアメイク&エステ29件(31)
・写真・ビデオ・ペーパーアイテム・演出72件(63)
・ブーケ・装花3件(6)
・指輪44件(44)
・二次会場338件(345)
・インテリア5件(6)

※()は前年度 数字はゼクシィより

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第1章 広告はブライダル業界にどう貢献できるのか

4.ゼクシイ誌の功罪 結婚式の集客はゼクシイ誌に依存(4)

ゼクシイ誌戦略は、婚礼業界から多大な広告収入を生みだすだけでなく相談カウンターの顧客を式場へ送客する手数料を会場から得ています。ゼクシイなびの相談カウンターは東京、横浜、千葉、埼玉の11会場と北関東エリア3ヶ所があります。
読売新聞(平成22年、5.10)から H21年度のゼクシイ調査によると結納から披露宴新婚旅行までにかかった結婚費用は総額平均433万2千円で前年より12万7千円多い。このうち新婚旅行費は横ばいだが挙式や披露宴にかける費用が13万3千円もふえている。
結婚式には多額の費用がかかります。結婚費用は平均は327万円。同僚への祝い金は30,000円と公表されています”。(ゼクシイ誌調べ)
報道機関であるマスコミもブライダル市場のデータをゼクシイ誌のプレスリリースに頼っています。ゼクシイ誌のデータがブライダル市場を左右し、他業界へ影響を及ぼしています。

厚労省が発表する毎年恒例の人口動態調査だけでなく公共機関の定期的なブライダル市場調査が必要な時代を迎えています。
なぜなら少子化対策は結婚問題に起因しています。少子化は婚礼人口の減少を招き、、デフレ経済の長期化は新郎の収入減による将来不安などの要因で新郎、花嫁の結婚年齢が30歳を超えている時代です。
花嫁の結婚観は多様化しています。
にもかかわらず式場選択の差別化基準は変わっていないのです。“ホテル、専門式場”の選択から “レストラン、ゲストハウス”と会場のジャンルが増えただけで “自分たちの意思”で結婚式が行える選択でなく婚礼時代のシステムのレールに乗せる選択をゼクシイ誌がサポートしているだけのことです。
外観、施設だけの選択時代は終りです。
“挙式はするけれど披露宴を行わない”選択を選ぶのも顧客なのです。
“婚姻届はするけれど結婚式はしない”選択を選ぶのも顧客です。挙式と披露宴のセパレート提案は顧客の選択を増やすことになります。“自分たちの意思”で創る披露パーティは100組あれば100通りの披露パーティが生まれることになります。

結婚式は儀式が主体で披露宴は従なのです。顧客が会場を選ぶ時代です。結婚式場が従来の路線のまま結婚ビジネスを継続するならば顧客は結婚式から離れてしまうことになります。

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

花嫁からカップル時代へ(1)

日本の結婚式から仲人、結納、結婚適齢期、六輝表などの婚礼用語が消えて久しい時代です。時代は移り花嫁が変わるだけの婚礼の仕組みは続いています。社会環境の変革につれ婚礼人口は減少し花嫁の高年齢による結婚式選びは花嫁時代からカップル時代へ新しい婚礼のあり方を求めています。
日本の結婚式はカップルが主役で自分たちの結婚式を創る時代を迎えています。
結婚式選びは式を挙げることが終わりでなく新家庭の誕生は社会参加の大切な船出なのです。儀式が主で披露宴は従なのです。単なる形式の披露宴からカップルが楽しめる披露パーティを創ることです。
都道府県別にみた平均初婚年齢(平成24年) ※昭和47年以前は沖縄県を含まない。
※平成23年までは確定数、平成24年は推計数である。

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

花嫁からカップル時代へ(2)

婚礼件数及び婚礼率の年次推移 ※厚労省 人口動態総覧の年次推移より

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

はじめに 結婚カップルの価値観が社会的、経済的な時代背景とともに変化しています。

2011年度(平成23年)の人口動態統計(平成24年6月発表)によると第一子出産時の平均年齢は30.1歳と初めて30歳を超えました。

1975年度(昭和50年)は25.7歳。
2005年度(平成17年)29.1歳。
2010年度(平成22年)29.9歳。

出生数は前年比2万606人減の105万698人で過去最高を記録。出生数を左右する34歳以下の母親の出産が減少傾向にあるためです。ただ35歳以上の出産は増加傾向にあり(平成24年6月読売新聞)。

平成24年度の平均初婚年齢、夫30.8歳妻29.2歳
東京・夫32.1歳、妻30.3歳となっています。
出生数は103万人、 出生率(人口千対)8.2


女性の結婚年齢が高くなってきている現実、結婚式会場はそのニーズに応えるべく対応しなければならないにも拘らず婚礼需要層の拡大期、つまり高度成長期にできた婚礼システム“挙式と披露宴のセット販売"を柱とした顧客獲得策(テナント方式)から脱皮できないでいます。

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

1.式場選択の時代(1)

結婚式といえば挙式と披露宴を同日、同場所で行うことが一般常識とされています。人生の三大イベントは出生、結婚、葬祭です。“自分の意思”で決められるのは結婚式だけであり、高い金額を支払うのは自分たちです。
一般常識とされてきた慣習を壊すのも自分たちです。挙式と披露宴をセットで求めることは多数の歩んできた道として安心感があります。しかし、常識として抵抗なく受け継いできたことを誰かが破ることで新しい常識が生まれるのも事実です。
結婚式が大量生産型の画一的な婚礼システムから脱却し既存の束縛か
ら開放されることです。しかしながら現状は挙式と披露宴をセパレートに選択されることに会場側は抵抗があると思われます。これからの式場選びは“自分たちの意思”で自分たちの披露宴を創造することです。花嫁だけの結婚式でなく新郎の出番です。
「挙式と披露宴のセパレート提案」
挙式と披露宴をセパレートで行う結婚式にはどんなメリットがあるのでしょうか。カップルたちの式場選びは三通りで選択する方法があります。ただし式場のジャンル別の会場を選ぶ前に考えることがあります。
A
挙式場を単独で選ぶ挙式だけを楽しむ選び方
①神社 ②教会 ③公的広場 ④海外、国内リゾート、など
B
披露宴会場を挙式場とは別の日に別の会場を選択する
①隠れた一軒家 ②旧公邸屋敷 ③本格料理で選ぶレストラン ④音楽施設完備 ⑤高層200メートルレストランなど
C
挙式・披露宴セットの結婚式 従来型〔同日・同会場〕
挙式と披露宴をセパレートで行う結婚式は選択の幅が広がり自分たちの好みで演出効果を高めることができます。つまり披露宴に招待する

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

1.式場選択の時代(2)

ゲストによって自分たちらしい演出が可能なのです。披露パーティを楽しむためにはゲストを分散して祝宴を行ってもいいのです。従来のシステム路線から離れて自分たちのオリジナルの結婚式創りを楽しみませんか。新郎の出番です。二人がどんな結婚式と披露宴を行いたいのか。二人のテーマウエディングを見つけることが大切です。ニューウエディングプランナーと相談して見ることも正解です。

ハワイの教会で、挙式後披露パーティは東京の××レストランでなど。挙式の伝統と儀式を再認識する神社、本格的な教会などを選んで充分に楽しむゆとりの時間をみつける。新しい門出は夫婦の絆を確認する挙式場選びが大切です。楽しい披露パーティを自分たちで創ることを考える新郎新婦の参加は、もちろん友人たちと一緒に工夫してみるのもいいでしょう。そのためには会場を決定申し込みしてからでは遅いのです。
その時が終われば二度と訪れる機会がないのが今の結婚式場の仕組みです。結婚式場は挙式と披露宴をするだけの場所提供ではないのです。結婚から始まる未来あるカップルに会場はどう対応しどう貢献すればいいのか。時代が求めています。 ニューカップルは結婚式が終わりでなくスタートです。新しい家族の誕生です。
社会は家族の集まりです。家族が地域のコミュニティを形成しています。式場はカップルを応援し社会へ貢献する役割があるのです。式場は地域のコミュニティのスタッフです。
広告活動はニューカップルたちと式場の地域コミュニティを結びつける提案が必要かと考えます。公共機関、都、区などの広報誌などの活用も利用が考えられます。 それぞれの式場が差別化のある情報を創造することで広告を発信すべきです。
式場間の差別化のないビュジュアル表現だけの過剰な広告競争のなかで儀式の重要性が忘れられています。結婚式は婚礼儀式の伝統を継承する役割を高めることです。広告提案は式場選びの集客だけでなくニューカップルの新生活を結ぶ企業との広告活動を広げることです。 大協広告は結婚式の新しい情報を発信することを心がけていきます。

これからのウエディング広告

第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

2.ニューウエディング時代の集客提案(1)

1 - 挙式・披露宴を挙げないカップルをこれ以上出さないために 婚礼組数の減少が更に加速している現実、結婚年齢の高年齢化は、新郎、新婦とも30歳を超えています。 結婚式場には新しい集客対応が求められています。異業種の参入以来、供給過多の時代を迎え、会場間の競争は益々激化して大手専門式場が他産業への転業を始め大手公共式場グループ、農林年金会館、厚生年金会館、郵便貯金会館などの公共施設の式場は民営企業へ運営権の移譲または廃業するなど大きく変革しています。プロデュース業の大手はゲストハウスの結婚式場を誕生させチエーン店化グループ化など地方進出で新しい会場を誕生させています。
デフレ経済から脱却できない今日、15歳~24歳の若年就業者は約49万人といわれています。若年層の雇用低迷の悪影響は婚活にも反映していくことになります。若年層の減少化と厳しい雇用情勢も拍車をかけて、結婚披露宴はしない層・できない層など社会的現象にもなっています。
結婚式といえば挙式と披露宴を同日、同場所で行うことが今でも通例となっています。団塊世代の婚礼の需要に応えるために生まれた結婚式場の婚礼システムは挙式と披露宴のセパレートを歓迎できない仕組みになっています。
新しい式場選びの手段として”挙式と披露宴のセパレートを自由に選択できることを顧客に提供したいのです。

レストラン会場だけがその役割が果たせる会場かと思われます。レストランはあくまでも披露パーティを行う場所での選択として誕生したのです。
年間婚礼組数が限られています。挙式は神社、教会など別の場所で顧客が選択をする時代です。“自分たちの意思”で選べる会場を楽しむことでレストランが相応しいと考えられます。

これからのウエディング広告

第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

2.ニューウエディング時代の集客提案(2)

隠れた一軒家のレストラン・邸宅風レストラン・超高層レストラン・音楽施設の充実したサロンなど披露パーティに相応しい会場が沢山あります。

一店舗あたりウエディングの年間組数は他の専門会場にくらべて限度がありウエディングの知名度もなく歴史も浅いこともあって広告予算も限られているのが現状です。
ゼクシイ誌頼りの集客競争のなかで他のジャンルの会場との競合羅列に加わるのではなく独自の集客手段がある筈です。
ライバル会場は同業レストランでなく専門式場、ホテル、ゲストハウスなどです。

年間千組以上の専門会場と百組以下のレストランが何故ゼクシイ誌上で集客確保の広告競争をするのでしょうか。
広告競争では勝ち負けは明白です。ゲストハウスの会場は専門結婚式場です。レストランのウエディングの強みと何か。ニュー“レストランウエディング”の集客対象を明確にすることが大切です。当社には期待に応える提案があります。

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

2.ニューウエディング時代の集客提案(3)

2 - ニューレストランでウエディングの集客提案 レストランウエディングの誕生はハワイウエディングのブーム期に“挙式はハワイのチャペルで披露宴は東京のレストランでとセパレートの結婚式ができることが目的でした。

当時、プロデュース会社は他会場と同じスタイル、つまり挙式と披露宴のセット販売と位置づけ送客活動の場を広げることになります。
資金力のある一部のプロデュース会社は、新しい結婚式場として各地方中心にゲストハウスを誕生させ古代ヨーロッパの古城風のイメージ展開で需要を高めています。ゲストハウスは会場のジャンルのひとつとして新しい会場が売り物です。レストランウエディングはゲストハウスと明らかに違う存在です。
ここに提案があります。
会場ジャンルのなかでレストランウエディングの強みとは何か。他会場に出来ない差別化を生みだすことです。集客アップのためには組数の多い専門会場と同じ土俵で戦うべきではなく、レストランの強みを打ち出すこと。
同グレードのレストランをグループ化し結束することです。少ない広告予算で最大の集客効果を得られるはずです。“自分たちの意思”で創る披露パーティはカップルの数だけカップルのスタイルがある。外観、施設の違いだけでなくレストランの披露パーティの差別化にレストランスタッフがどれだけ知恵をだし顧客のニーズ対してサポートができるのかがポイントになります。

披露パーティは今までの既存の司会者のレールから離れることで、新婦と新郎のアイデアをふんだんに盛り込んだ新たなスタイルのパーティが生まれます。ふたりにとって結婚式は人生のスタートであり新しい家庭、家族の誕生です。カップルの人生の記念日に繋げることです。専門式場・他の会場もレストランウエディングのセパレート型の結婚式を受け入れる時代がくることになります。

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

3.集客広告が変わります

時代は移り顧客も変わる。
ニュー“ウエディング”時代を迎えます。

日本の結婚式は伝統儀式の時代から花嫁が主役の行事です。
豪華な美しい花嫁姿は当然ながら大歓迎。新郎は陰の薄い存在でブライダル(花嫁)中心の結婚式全盛期が続いています。マスコミ媒体も結婚式といえば花嫁をクローズアップし、新郎の存在価値が隠れています。何故なのでしようか。

華やかだった女性誌の結婚特集の時代は去り、けっこんぴあ、ゼクシイ誌などの結婚式会場を中心としたブライダルビジネス時代も花嫁が主役です。これからは新郎の時代です。リクルート戦略によるゼクシイ誌の市場独占による集客活動は儀式より結婚ビジネス競争を加速させています。花嫁の結婚年齢は24~5歳までといわれた結婚適齢期をはるかに過ぎ平成24年度東京では女性30.3歳と男性31.8歳となっています。

古い婚礼システムのレールの上での選択では会場ジャンルの差別化がなく、結婚式から離れるカップル達を増やすことになります。
結婚式場は挙式と披露宴を行うだけの場所貸し業でいいのでしょうか。 ニューカップルは結婚式を人生のスタートとしてカップルで創る披露宴の時代です。家族の誕生です。家族が社会参加の単位です。 これからのウエディング時代は新郎の出番です。“自分たちの意思”で結婚式を創りそして選ぶ時代です。
これからの大協広告はカップルの視点で閉鎖的なブライダル業界だけの視点でなく他業界とコラボレーションする広告活動を行いたいと考えます。

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

4.結婚式場選択の方法が変わります(1)

人生の三大イベント(出産、結婚、葬儀)のなかで結婚式だけが自分の意思で決めることが出来る祝いごとです。日本の結婚式は伝統の儀式中心の神前挙式時代を経て団塊世代の結婚式の増加期を迎えることになります。高度経済成長期と重なり婚礼組数は昭和47年をピークに前後5年間に100万組以上の結婚式を続けることになります。当時は春(3,4,5月)秋(9,10,11月)の結婚式シーズンが明確にありブライダル(花嫁)の和装による神前式の全盛時代です。

団塊ジュニア世代の婚礼組数は平成4年~12年が75万~79万組を維持しています。結婚式選びは結婚式の画一化のなかにも多様化が進み新しい結婚式場が誕生すことになります。

レストランによるウエディング、ゲストハウスの新しい会場が登場することになります。
花嫁は和装による神前挙式からウエディングドレス嗜好に変わり教会で挙式するドレスブームとなり会場は教会の増設新設と設備の対応に追われることになります。
花嫁はハワイのチャペルでウエディングドレスによる挙式がブームとなり海外ウエディングへと発展すことにになります。けっこんぴあ誌が結婚式場情報誌として初めて誕生することになります。首都圏版で年四回の季刊誌の発行です。

数年後ゼクシイ誌が同じ首都圏版で月刊誌として式場情報誌に特化することになる。他の情報誌もあり熾烈な広告競争となる。ブライダル情報が都会から地方へと分散することになります。 その後少子化による婚姻件数が年々減少し花嫁の結婚年齢は適齢期時代より年々増え続けて三十歳を超えています。平成23年度の婚姻組数は661、895組と激変しています。

にもかかわらず当時(110万組)の会場側の都合でできた婚礼システムが現在も踏襲されカップルの結婚離れが加速してしていくことになります。結婚式選びは外観施設の新しい魅力だけで集客を求める時代は終焉したと思われます。

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

4.結婚式場選択の方法が変わります(2)

これからの結婚式選びは新郎新婦のカップルで創造する新しい結婚式の時代を迎えることになります。カップルで創造する結婚式とは新郎の意思が強く求められることになり結婚式会場の結婚式がが終わりでなく新しい家族の誕生となり社会参加の船出です。結婚式場は結婚式「挙式と披露宴」を行う場所提供の貸し業です・団塊の世代にできたブライダル(花嫁)対象の婚礼システムは婚礼需要層が多く供給する会場が少ない時代に生まれた会場優位な仕組みとなっています。

花嫁が代わり時代は変わっても会場はリクルート戦略によるゼクシイ誌の市場独占の集客に依存しています。カップルのニーズに対応できるシステム創りが問われています。
つまり結婚式場の会場選びは花嫁が会場の申し込みを決める前にカップル(新郎新婦)がどんな挙式スタイルを選択しゲスト共々楽しめる披露宴のストーリーそして祝福と感動のシーンを描いてみることです。そして会場を選択することです。会場を決めてからでは画一的な路線に乗ることになります。

ゲストは誰を招くのか。どんな披露パーティにしたいのかはカップルが創造してみることです。楽しくなければ披露宴ではない。がコンセプトなのです。出席者数を多く一堂に集めることが目的でなく将来自分たちをサポートしていただける方たちと将来カップル同士のお付き合いの交流を続けていける仲間たちと楽しい披露宴創りにしたいものです。

100組あれば100通りの披露宴が生まれることになります。とはいえカップルにとって今の婚礼システムの厚い壁を壊すことになります。お金を使うのは自分たちです。
カップルの一生一度の晴れ舞台です。会場を決定する前にフリーの“ウエディングプランナー"と相談することです。自分たちの披露宴のストーリーを相談できるニュー“ウエディングプランナー"を探すことで

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第2章

結婚式場選びが変わります
ニューカップルが自由に選択する時代です

4.結婚式場選択の方法が変わります(3)

す。経験豊かなウエディングプランナーは確かにいます。そして会場を選ぶお手伝いを直接にお願いすることになります。

ニュー“ウエディングプランナー""ウエディングコーディネーター"の登場です。当社がその役割を果たしたいと考えています。
カップルには幼なじみの親友たち仲間と披露パーティのストーリーを考えてみること、その上"ウエディングプランナー"と会場選びを相談することになります。順序が逆になることが重要です。会場選択の基準が明確になりそして会場を選ぶことにより結婚総費用にもよい結果を及ぼすことになります。

常識とされてきた“挙式と披露宴のセット"販売に拘ることなく自由に選択することになります。結婚費用を支払うのはカップルたちです。婚礼システムでは挙式と披露宴の料理は会場のオーナが担当して結婚関連商品は各専門業者が関与しています。多額の費用が掛かる仕組みです。東京では平均364万円(ゼクシイ調べ)といわれています。既存の会場は専門式場、神社、ホテル、レストラン、ゲストハウスなど供給過剰の時代を迎えています。結婚式終了後はカップルたちが二度と行く機会がありません。
結婚するカップルたちは社会に参加する船出です。結婚式場はカップルたちを応援し社会に貢献する役割があるのではと考えます。

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

昭和40年(1965)~平成25年(2013)

この章では、ブライダル業界と共に弊社が歩んだ道のりを振り返りながら、その中で知り得た真理と今後のあり方について提起したいと思います。
結婚式のあゆみは伝統の儀式継承の婚礼時代をへて団塊世代の花嫁人口の増加期を迎え婚礼の仕組みが確立していくことになります。結婚式場の役割は挙式と披露宴を同日,同じ会場で済ませることです。当時の結婚式場は神社、専門式場、ホテルの選択の時代から公共式場、互助会系式場、レストランウエディング、ゲストハウスなど新しい会場が登場することになります。結婚式場の外観施設は新しく変身するけれど、どのジャンルを選んでも司会者に運営を任せる画一的な進行内容は変わることなく続いています。花嫁の一生一度の晴れ舞台は結婚式です。日本の経済、社会が変動しているにもかかわらず花嫁の席が代わるだけの結婚式が続いています。花嫁の結婚観は時代の社会的背景に左右され既存の結婚式をのぞまない層が増えていると言われています。

少子化による花嫁人口の減少が進み花嫁の結婚年齢が30歳を超える時代を迎えています。売り手市場の時代に誕生した婚礼の仕組みが披露宴をつまらなくしているということです。
式場を選ぶのは カップルたちです。結婚式を望まないのもカップルたちです。結婚式場の有り方が問われています。 花嫁の歴史に学ぶことが大切です。

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

昭和40年(1975)~平成24年(2012)

はじめに 日本の結婚式は明治34年東京大神宮の神前で行われたのが始まりとされています。日本の結婚式は婚礼人口の増加により、時代とともに大きく成長してきました。
儀式を重視した個人商店型の婚礼業から大量生産型の婚礼ビジネスへと移り、結婚産業が大きく発展することになります。団塊世代の結婚人口の増加は結婚ブームを迎え、伝統的な和の結婚式から西洋風のウエディングによる教会挙式へと変わることになります。
伝統の婚礼文化は家と家の関係を重視し結納をへて仲人を立てた見合
い型結婚から個人と個人の関係を重視する恋愛型へと変化していくことになります。 そして結婚式選びは“良き日”選びの六輝表にこだわることなく、仲人なしの結婚式、また結納・儀式を省略するなど、結婚が更に簡素化された結婚ビジネスへ遭進していくことになります。
少子晩婚化の今日結婚式の在り方が問われ、広告活動の果たす役割も益々重要になってきています。

団塊世代による婚礼人口のピーク時代 【全国婚姻件数】
昭和47年度/1,099,984組
平成23年度/661,809組

【東京都の件数】
昭和43年度/147,407組
平成22年度/91,196組

【結婚年齢】
昭和43年度/男性27.5歳、女性24.5歳
平成24年度/男性30.8歳、女性29.2歳

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

1 婚礼市場の変動を時系列に 昭和40年(1975)~平成24年(2012)(1)

  1. 神社による神前式、白無垢の和装で行う日本の伝統的な婚礼が主流。披露宴は親族を集めて祝言式で自宅か近隣の料理屋など
  2. 結婚シーズンは春(3.4.5.月)と秋(9.10.11月)に限定。
    六輝表で良き日を選び仲人をたて結納式を経て挙式
  3. ウエディング誌はムック版発売。内容は和装による結婚式のしきたりとマナー中心
  4. 団塊世代による婚礼人口の増加
  5. 結婚式場の新設ラッシュ時代到来公共会館・互助会による式場登場
  6. 婚礼のシステム化による挙式と披露宴のセット販売
  7. 結婚式場のシステム化による婚礼ビジネス誕生
  8. 結婚式場の運営母体が多様化
  1. ブライダルフェアーカップルフェアーの誕生
  2. 結婚式の婚礼パック・プランの登場 婚礼費用の見積もり公開
  3. 婚礼料理(和食・西洋・中華)の専門化
  4. 式場紹介業の誕生(百貨店出店型、法人式場運営型、独立店舗型、関連業者型(衣装・家具・指輪・出版社型)
  5. 花嫁が和装からウエディングドレス時代へ 神前挙式からチャペル型
  6. ウエディングドレス専門誌登場 25ansウエディング、グレースフルウエディング、ブライダル特集、ウエディングブックなど

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

1 婚礼市場の変動を時系列に 昭和40年(1975)~平成24年(2012)(2)

  1. 花嫁のウエディングドレスで教会式結婚ブーム 教会挙式での結婚指輪交換
  2. 結婚式場の教会新設・増設ラッシュ
  3. 電車広告の車額全盛時代 老舗専門式場唯一の広告媒体
  4. ウエディング誌からブライダル誌時代へ女性の週刊誌、月刊誌結婚特集号の全盛期
  5. けっこんぴあ式場情報誌 首都圏版季刊誌発売
  6. 仲人、結納の儀式衰退 二次会の興隆
  7. ハワイチャペルウエディングのブーム(グアム・サイパンほか海外ウエディング人気)
  1. レストランウエディング発行(日経BP社)
  2. レストランウエディング時代が始まる 式場選択の多様化
  3. ゼクシイ誌 リクルート社発売 月刊雑誌(男と女の支援誌)後式場情報誌に変更けっこんぴあ誌に対抗
  4. ブライダルノート発売告知広告(地下鉄・中吊り・Wスペース)と老舗専門七社懇話会メンバーと連動広告 当社企画提案(明治記念館、椿山荘、八方園、日本閣、東條会館、九段会館、乃木会館、)実施

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

1 婚礼市場の変動を時系列に 昭和40年(1975)~平成24年(2012)(3)

  1. 花嫁が主役の結婚式時代 披露宴の参加人数増加 お色直し回数増 演出ブーム 音響照明
  2. 0Zモール誕生スターツ出版 ウエディングのインターネット時代到来
  3. ブライダルプロデュース業の誕生 ブライダルプランナーの登場
  4. 二次会用書籍発刊“宴会$パーティBEST140店"小冊子B5版 当社企画広告スターツ出版発行
  5. 式場紹介工一ジェントが式場情報誌“FOU TOO"発刊
  6. 式場情報誌(けっこんぴあ)が式場紹介業の店舗開設
  7. 一流ホテルが婚礼プラン・パック販売 婚礼の大衆化
  8. 式場紹介工一ジェントがハワイにチャペルと宴会場 新設顧客獲得競争激化
  1. ゲストハウス会場の誕生 式場の多様化
  2. ホームページ(WEB)登場新しい情報ツール
  3. 式場情報誌4媒体が月刊誌発売になる クライアント獲得競争時代 「けっこんぴあ」「ゼクシイ」「OZウエディング」「シティウエディング」
  4. ゼクシイ誌 地方版発刊 各地方で結婚式場情報誌誕生、情報が地方と都心で分散化する時代に
  5. 大手専門式場(半蔵門東條会館・東中野日本閣)の撤退、転業

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

1 婚礼市場の変動を時系列に 昭和40年(1975)~平成24年(2012)(4)

  1. 大型公共式場の民間運営に委託・また廃業
  2. ブライダル月刊結婚情報誌の休刊「けっこんぴあ」式場紹介業からも撤退「OZマガジンウエディング」 「シティウエディング」発売中止
  3. ゼクシイ誌の結婚式場情報誌の独占化。首都圏版ほか全国20地域発行。ゼクシイなび相談カウンター送客業務50ヶ所開設。ゼクシイnet。結婚関連ビジネスの売上高490億円(週刊ダイアモンド資料) 広告クライアント件数[H22・11発売新創刊2号]ブライダル情報全1009件、 会場レストラン388件、フェア94件、指輪39件、ドレス36件、ギフト8件、ヘアメイクエステ24件、ブーケ会場装花4件、インテリア6件、写真ビデオペーパーアイテム演出59件、二次会351件、他ヘアメイク、エステ・インテリアのクライアント
  4. 和婚人気和の専門誌“日本の結婚式"発刊など
  5. WEB時代 iPAD・facebook活用による集客
  1. ネット媒体ロコミサイト みんなのウエディング2008年誕生
  2. 結婚プロデュース業の送客業務
    ウエコレ「サイファア」2008年誕生 ブライダル事業参入
    すぐ婚navi(エイチーム)2008年誕生、
    スマ婚(メイション)2009年誕生、
    楽婚(ベストブライダル)2010年誕生
    マイナビウエディング

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

2 エポックメイキング Part.1/式場誕生(1)

1938年(昭和9年)
目黒雅叙園 総合結婚式場誕生 彩色木装飾、漆、螺細のデザイン 日本閣 純和風数奇屋造り
1943年(昭和20年)
第2次世界大戦終結
1946年
目黒雅叙園 営業再開
1947年
憲法記念館開業(明治記念館)
1950年(昭和25年)
八芳園 鹿児島・嶋津藩屋敷跡
1951年
日本閣再開業
1951年
虎の門共済会館 国家公務員共済組合連合会 (竹橋会館→KKRホテル東京)
1952年(昭和27年)
明治記念館 明治神宮の直営となる椿山荘開業
1953年
角万 大塚駅前 結婚とは何ぞや 結婚組数増人気
1959年(昭和34年)
今上天皇・民間人美智子妃とご成婚 国内祝賀ムード

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

2 エポックメイキング Part.1/式場誕生(2)

1961年
東京厚生年金会館(国立の運営)誕生
1963年
ホテルオークラ・東京ヒルトンホテル・ホテルニューオータニ開業
1964年(昭和39年)
東京オリンピック開催 東海道新幹線開通
1965年
三福会館→ホテル海洋会館→ホテル海洋 1日最高55組
1967年
結婚式場相談センター設立 都内主要百貨店で式場斡旋業務開始
1968年
法人組織結婚式場協議会誕生
1968年
麻布グリーン会館(林野庁共済組合)初のブライダフルエアー開催
1968年
青学会館 キリスト教総合結婚式場 信者以外の婚礼客受付初
1970年(昭和43年)
大阪万国博覧会開催 高齢化率7%突破
1970年
大協広告 設立
1972年
婚姻件数(ピーク時代) 1,099,984組 団塊世代

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

2 エポックメイキング Part.1/式場誕生(3)

1972年
軽井沢高原教会 信徒以外の挙式受け入れ星野温泉とチャペル挙式付きパック発売コラボの始まり
カップルの宿泊はコテージ。新郎・新婦は花嫁衣裳のまま白馬車に乗り、軽井沢役場まで婚姻届 年間2,000組
1972年
東京郵便貯金会館誕生 国立ホテルチエーン全国展開
1972年
東京プロデュース婚礼センター誕生 式場紹介業
1975年
冠婚葬祭互助会直営式場の増加 全国56施設
1978年
全国127施設に増加
1983年(昭和58年)
全国281施設に増加
1993年(平成5年)
出生率最低の1.26%
1996年(平成8年)
婚姻件数795,080 団塊ジュニア世代(ピーク時代)
2012年
100歳以上5万人突破

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

3 エポックメイキング Part.2/芸能関連(1)

1960年(昭和35年)
  • 石原裕次郎の結婚式で“ハデ婚"ブームが起る。
    ※高さ1メートルの段重ねWケーキ。
    トップにカップルの人形を飾るスタイルの元祖となる。
  • 信者でもないのに「教会」での挙式を挙げる人が現れ始めたのも、この30年代
  • ウェディングドレスに注目が集まり、桂由美さんが活動を始めるのも、この頃から。
1965年(昭和40年)
  • 専門式場で結婚式(挙式と披露宴)が一般的となる。
  • 全国に互助会系結婚式場が続々とオープン
  • 30年代に比べ物価の上昇が激しく、1.9万円で変えた洋服ダンスが13万円となるなど、激しいインフレーションが起った40年代
1970年(昭和43年)
  • 戦後のベビーブームに生まれた(団塊の世代)子供たちが結婚適齢期を迎える
  • この年、婚姻数は103万組を超える。ブライダル市場は一気に趣きを変える
1975年(昭和50年)
東京・新宿の「京王プラザホテル」に、教会式(チャペル)市場が登場する(仮設)9月オープンでたちどころに60組の予約が入る
1980年(昭和55年)
山口百恵と三浦友和が挙式
1985年
松田聖子と神田正輝の結婚式
1985年(昭和60年)
  • バブルの崩壊 “ジミ婚”の始まり
  • 活躍の場を広げるプロデュース会社の起業

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第1章 婚礼文化と結婚式場の変遷

3 エポックメイキング Part.2/芸能関連(2)

1987年
  • 郷ひろみと二谷友里恵の結婚式
  • “ハデ婚”の象徴として、TV中継、高視聴率で、ブライダルもバブル全盛期に有った
  • ピーク時、4兆円産業と呼ばれたブライダル業界
  • オリジナルウェディングの登場
1995年
(平成7年)
  • 小泉今日子と永瀬正敏の挙式披露宴なし
  • 出来ちゃった婚の社会化(貴乃花の結婚)
2000年
(平成1年~11年)
  • 80年代13%だった“出来 った婚”は、20年で倍増して、25%を占めた
  • 〈オリジナルWedding〉のキーカードのもと、“パックPLAN”のネーミングで、ダンピングブームが90年代から2000年代初頭まで続く
  • 〈オーダーメイド〉の予算方式で、“客単価”アップの傾向が現れる
  • 〈リーマンショック〉以降、“デフレ経済”に突入して、“招待ゲスト人数”の減少化が続く
  • ペーパーマガジン依存から“Web”媒体、“メールコミュニケーション(PC、携帯電話)”への以降のはだかい期に入る
  • 会場の〈ストアブランド〉優位性の減少
  • 〈ハード施設〉魅力から〈人材魅力〉優位の決め手に

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第2章 ブライダル業界のあゆみと広告活動

昭和40年(1975)~平成25年(2013)

はじめに 結婚式場との関わりは昭和30年後半に遡ります。
昭和39年、東京オリンピックを契機に日本の経済は高度成長を迎え、団塊世代の若者達の活力が礎となり日本社会に大きく貢献することになります。

若者たちは労働力を求めて地方から都会へと人口移動が起こり、新しい文化の創造と出会いが生まれ婚礼市場も大きく変わっていくことになります。
日本の人口構成比の高い団塊世代は、婚礼人口のピークを迎え、結婚産業として成長していくことになります。
人口動態調査によると全国婚姻件数は百万組以上の時代が、昭和43年(1970)~49年(1974)まで続き婚姻件数のピークは昭和47年(1972)1,099,984組となっています。

団塊世代のジュニアの婚姻件数は、平成4年(1992)から平成14年(2002)までで約75万組~約80万組と第二次婚礼ブーム続き、平成8年度(1996)がピークで795,080組。

少子晩婚化時代を迎えた平成23年度は661,809組と大幅に減少しています。関東近郊の平成22年度婚姻件数は埼玉、千葉、神奈川で224,780組、東京地区は91,196組となっています。
また、ゼクシイ2011年調査によると結婚式や披露宴、パーティにかかった費用総額の平均は首都圏で356.7万円という結果もでています。(読売新聞平成22年8月)

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第2章 ブライダル業界のあゆみと広告活動

婚姻の動き

結婚産業が発展する過程に婚礼システムを維持し花嫁に応えるイベントが生まれることになります。

※厚労省 人口動態総覧の年次推移より

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第2章 ブライダル業界のあゆみと広告活動

1 婚礼ビジネスの誕生 昭和40年(1975)~平成25年(2013)(1)

はじめに 団塊世代の婚礼需要の急激な増加は、供給する結婚式場不足もあって社会環境に変化をもたらし新しい婚礼システムと婚礼ビジネスを生む
ことになります。 結婚式場は挙式から披露宴までの婚礼実務のすべてを式場で購入、調達できることにより顧客は一ヶ所で手当できる利便性と同時に招待客を一同に集めることができる場所として歓迎されました。
顧客は結婚シーズンのなかでも六輝表による“良き日”選びにこだわるため式場は結婚式の予約を先取りすることになります。

新婦にとっては挙式日の予約から当日まで期間に、花嫁修業期間としてお茶・お花・料理などを学ぶことになります。
同時に衣裳選びや引出物などの購入・準備期間に当て結婚への夢を高めることになります。
式場にとっては婚礼の受注が確実に先取りでき、無駄のない効率的な商取引ができることです。

挙式と披露宴のセット販売が結婚式ビジネスとして定着し、結婚式場の運営母体も数多く誕生しました。神社、和の専門店による料理屋、法人組織による公共会館、プラザの役割を持つホテル、互助組織による直営結婚式場、そしてハワイウエディングブーム後に生まれたレストランウエディング、後に・新設のヨーロッパ古城風のイメージを持

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第2章 ブライダル業界のあゆみと広告活動

1 婚礼ビジネスの誕生 昭和40年(1975)~平成25年(2013)(2)

つゲストハウスなどが登場することになります。 日本の結婚式の運営は貸ビル業の役割と同じで、ビルのオーナーが結婚式の受注を行い挙式と飲食部門の披露宴を担当。

結婚関連商品(新郎新婦親族の衣裳・美容・着付け・写真・装花・引き出物・演出・司会、指輪など)は、それぞれの業者が担当することになります。

オーナーが集客した顧客を各業者がブライダルフェアなどを通して顧客と直接販売することで、テナント関連業者はビルの中に店舗を持ち式場ブランドで商取引が確実にできる時代です。
業者は保証金と売上手数料を払う仕組みになっています。

結婚式の日取りの選択は六輝表による良き日に集中するため、婚礼ラッシュを招き時間に制約された画一的な婚礼パターンを生みベルトコンベア式大量生産の結婚式が誕生します。

昭和43年の結婚年齢は男性27.5歳、女性24.5歳。平成23年度は全国平均で男性31.7歳、女性30.1歳です。

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第2章 ブライダル業界のあゆみと広告活動

2 ブライダルフェア誕生、カップルフェアとの違いは 昭和40年(1975)~平成25年(2013)

ブライダルフェアは何故必要なのでしょうか。

結婚式は自分の意志で行なえる一生に一度の儀式で、招待客と共にお祝いをするイベントです。

結婚式という商品の購入は短時間で終了する割に関連商品の購入には時間がかかり高額な買い物です。しかし、予約を済ませた花嫁たちは結婚当日近くまで結婚式場に行く機会と接点がありません。
式場はそんな花嫁の不安や両親の心配を解消すべく、春・秋シーズンの年2回、成約者だけの相談会を行ったことがブライダルフェアの始まりです。

花嫁ヘの招待状は母親や親族の同伴を伴い、会場の施設などの見学を楽しめる機会です。婚礼業者は関連商品のビジネスチャンスとして商品を数多く展示することになります。

“祝い金”の文化もあり母親や親族との同伴は花嫁衣裳などの単価アップにつながり、式場の婚礼金額の売上増に貢献することになります。
カップルフェアは結婚予備軍を対象にしたイベント企画です。
結婚予定のカップルに施設の見学、会場を体験して頂き予約を獲得することが目的となっています。

今では新規顧客の来館を獲得する目的で、毎週末、催事企画が実施され、その総称としてブライダルフェアのタイトルが使われ、ブライダル情報誌もフェア告知媒体として機能を強めています。

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第2章 ブライダル業界のあゆみと広告活動

3 結婚式場の誕生ラッシュ 昭和40年(1975)~平成25年(2013)(1)

公共式場の新設 団塊世代の結婚ブームと重なり会館内には公共の式場が続々と新設。
1951年(昭和26年)、虎ノ門共済会館(国家公務員共済組合連合会)、現KKRホテル東京の誕生をはじめ、1957年(昭和32年)九段会館(日本遺族会運営)が結婚式場を開業しました。
1961年(昭和36年)には東京厚生年金会館を開業し、公共企業が結婚式場を営業することに民営圧迫の声がありました。

東京地区の例として順不動 東京厚生年金会館・東京郵便貯金会館・東京農林年金会館・
郵政会館・弘済会館・教育会館・麻布グリーン会館・
九段会館・飯田橋会館・こまばエミナース・
池之端文化センター麹町会館・京橋会館・番町共済会館・
市谷会館・健保会館・日本青年館・東京弥生会館・法曹会館・
日本女子会館・葵会館・私学会館・東京青山会館・
ホテル海洋会館・中野サンプラザ・KKRホテル東京・
ホテルラングウッド・ホテル東京ガーデンパレス・ホテルアジュール竹芝など約30の会館があります。
互助会組織による結婚式場の新設 終戦後の日本社会は混乱と復興の時代、互助会は冠婚儀礼に関する儀式費用を積み立てるシステムとして、全国各地で誕生しました。
冠婚葬祭互助会は1948(昭和23年)年横須賀市からはじまり1957(昭和32年)年に直営で結婚式場長寿閣を開業し後平安閣と改称。
1958(昭和33年)年名古屋市の互助会が高砂殿を開業・
1963(昭和38年)年京都市の互助会で玉姫殿が誕生しました。

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第2章 ブライダル業界のあゆみと広告活動

3 結婚式場の誕生ラッシュ 昭和40年(1975)~平成25年(2013)(2)

経済が発展するにつれ生活は豊かになり、戦後の混乱期に結婚式を挙げたひとたちは、夢が満足に果たせなかった思いと、その期待を娘に託し実現させることになります。
婚礼費用は短時間の消費にしては高額な買い物をすることになり、結婚資金も準備することになります。会員は相互扶助のシステムを利用して結婚式を挙げることになり互助会は益々発展。

会員の急激な増加は互助会の発展を促し、掛け金の互助システムの運用だけでなく、直接結婚式場を新設、結婚ビジネスを始めることになります。
全国各地の同業者は式場運営の効率を高めるためにグループ化。
全国組織の主なグループとして平安閣・玉姫殿・高砂殿などがあります。
当社と互助会の関りは婚礼需要の拡大期に遡り、玉姫殿京都本社による全国玉姫殿グループの告知広告を全国媒体の週刊誌の結婚特集号にて(週刊女性・女性自身・女性セブンの春、秋のシーズン) 提案実施。
同時に関東地区の玉姫殿グループ葬祭部門の広告を受注、交通媒体の窓上広告による告知、集客活動を行なう。
また、東郷神社・東日・運営の東郷記念館の衣裳業者として中央互助会(コムウエル)を紹介、中央互助会の会員用のパンフレットなどを受注。販促物の企画、制作、印刷。

日冠・東京平安閣の新設オープンの広告、制作、媒体一式を受注、集客対策としてコピー“ひとめぐり愛”をテーマに広告展開。

深川平安閣が錦糸町駅傍に新設を期に当時としては斬新な社名を提案、平安閣のイメージを払拭するカタカナ文化の先取り“ベルシティー”を提案するも東京平安閣となる。

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第2章 ブライダル業界のあゆみと広告活動

4 婚礼費用の見積もり公開 婚礼パック登場 昭和40年(1975)~平成25年(2013)(1)

結婚式の総費用がいくらかかるのか、気になることはいまでも同じ。
婚礼見積もりは業種の種類別に上・中・下の価格設定が部門別にあるだけです。婚礼業界は閉鎖社会といわれています。

公共式場の婚礼パック・プランの登場は料金をセットで公表をすることになり画期的な出来事です。
都内に公共式場が30ヶ所誕生した時代です。婚礼パックの誕生は中流階層の式場選びに貢献することになり集客手段として公共式場だから費用が安くなるとのイメージ戦略もあり老舗専門式場との差別化になります。

各式場の見積もり例を列記する企画を新聞広告全頁他女性媒体などで実施。東プロの婚礼アドバイザーの相談窓口が参加した式場の婚礼パックの比較広告は好評を得ることになります。式場の情報が多ければ多いほど顧客は式場選択に役に立つことです。

一流ホテルや有名専門式場は顧客層の違いということで公共式場・専門式場などとの連合広告には参加しない時代です。 相談窓口である婚礼アドバイザーと式場選択の顧客を結びつけることが広告の重要な役割です。

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第2章 ブライダル業界のあゆみと広告活動

4 婚礼費用の見積もり公開 婚礼パック登場 昭和40年(1975)~平成25年(2013)(2)

すべての女性誌の結婚特集には式場紹介業東京プロデュースの広告を参加させることで業績を高めることになります。
結果的には式場との口座取引を増やし、送客の実績を残していくことになります。

婚礼アドバイサーの役割を“ウエディングママ”と位置づけ“あなたの式場選びは式場の情報が豊富な窓口でお答えいたします”という広告戦略です。

東京プロデュースと式場をコラボレーションすることで相互の関係を結ぶことが顧客のニーズに応えることになります。

広告企画は、東京プロデュースの婚礼アドバイザーの資料的役割を果たすことになります。ホテル・一流専門式場は東京プロデュースとの取引ができない時代です。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

はじめに(1)


式場紹介業の始まりは1967(昭和42年)結婚式場相談センターが誕生。都内の百貨店に式場相談コーナーを開設し、百貨店の顧客を対象に式場の紹介斡旋を行うことが始まりです。

百貨店は家具や家庭用品など新婚層からの売上増が期待できることになります。

当時、百貨店の顧客は上流階層で有名式場への斡旋が対象です。顧客と相談センター窓口とのトラブルをきっかけに百貨店は結婚式場との契約を一時破棄し直営になり後復活することになる。
1968(昭和43年)法人組織結婚式場協議会が誕生する。目的は斡旋手数なしの集客業務を会員式場メンバーで行う。集客方法は会員式場のマイクロバスで会員式場の見学会を定期的に行なう。後民間企業が運営を引き継ぐことになります。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

はじめに(2)

当時、衣裳業者の大手斎憲は一流ホテル・専門式場の衣装室を数多く担当し業界一の実績を誇っています。
その斎憲がBIC結婚式場案内センターとして式場への斡旋業務を始める。その他の関連業者(衣装・家具)なども本業の売上増のために送客業務を始める。
1972 (昭和47年)東京プロデュース婚礼センターが結婚式の金融業として誕生するも後独立型結婚式場紹介業に転業することになる。
団塊世代の結婚ブーム(婚姻件数昭和45~49年100万組上)を迎えて日本の経済は高度成長期と重なり大型の公共会館が全国的に建設され、公共組織が母体である結婚式場が続々と誕生する。

それでも都市部では婚礼需要に対して式場不足の現象が続いています。
当時の結婚式は春・秋の婚礼シーズンがあり六輝表による大安吉日を選ぶ慣習があるため、良き日の選択を求めて6~12ヶ月先の予約が必要といわれた時代です。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

はじめに(3)

自分たちの希望する式場選びと時間帯などの情報を得るためには、交通便利な場所で相談できる窓口が必要になります。
数ある式場紹介業誕生の中で、独立型東京プロデュースだけが都心中心の山手線駅近に25店舗まで展開し発展することになります。

婚礼顧客が増加することにより、結婚予定者の結婚観・式場探しのニーズなどの意識調査が必要になります。来店者の動向調査及び挙式者の婚礼費用の実態を把握するアンケート調査によるマーケティング活動を重視することになります。
当時結婚のマーケティング調査資料は三和銀行(東京三菱UFJ銀行)が年一回毎年資料を作成公表する。
三和銀行調査レポートの内容は“挙式前後の出納簿“をテーマに昭和49年より結婚後一年未満のご夫妻を対象に結婚費用に関するアンケート調査を行っています。

結婚の平均年齢は昭和62年夫27.9歳・妻25.3歳、出席者76.2名 平成4年夫28.2歳妻26.1歳、披露宴出席者81名となっています。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

はじめに(4)

時代と共に顧客の結婚動向は確実に変化しています。
顧客動向を把握することが店舗展開の拡大につながり広告活動を効率的に展開することになります。
ブライダル業界は結婚のマーケティングデータが現状でも不足しています。何故なのでしょうか。少子化対策は結婚問題に連鎖しています。

東京プロデュースは顧客の新しい結婚データを長年に渡り収集し結果を分析することが集客の近道と考えます。
広告戦略はもちろん、結婚情報誌・マスコミなどに資料を配布し、データ提供は「東京プロデュース調べによる」の情報提供でイメージ戦略を図ることが目的でした。
それにもかかわらず送客件数の業績が上がるにつれマーケティング調査活動を3年で中止となる。データ分析は継続することに価値があると考えます。
ゼクシイ誌がマーケティング戦略で成功する以前のことです。
送客件数が増えることにより当時取引できなかった一流ホテル・有名
ブランド専門式場も東京プロデュースとの送客依頼の提携を求めてくることになります。

送客件数は一万6千組上の実績を生み業界のリーダーとして認知されることになります。当社の三十年間の広告戦略の成功を物語っています。
ほかの式場紹介業は自社の営業成績を上げるげるための手段として婚礼客を利用することが目的で式場紹介業は副業でした。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

首都圏判 年度別婚姻件数


団塊世代による婚礼人口の増加期は婚礼需要が多く供給する式場が足りない時代です。花嫁の良き日選びは結婚シーズンの大安にこだわり6ヶ月~1年先の予約を求めることになります。神社、専門式場、ホテルのジャンルから公共式場、互助会式場が誕生することとなり花嫁たちは式場選びの相談できる場所が必要になります。式場紹介業が誕生、発展することになります。

※厚労省 人口動態総覧の年次推移より

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

1. 式場紹介業とブライダルエージェントの明暗(1)

婚礼時代に東京プロデュースと京都の婚礼衣裳業者ワタベウエディングは式場紹介業を同じ時期にスタート。
ワタベウエディングは京都から東京支店・新宿プロムナードに衣裳の販売増を目的に婚礼サロンを開設し式場紹介業を始める。

東京プロデュースは新宿御苑前駅近くで式場紹介業を始める。東京プロデュースの発展は広告活動による集客と相談スタッフを婚礼アドバイザーとして育てることです。

他の式場紹介業との差別化のために婚礼アドバイザーの存在を強く印象づける広告を展開することになります。

コピー戦略は好評でした。
広告の役割は結婚予定客の式場選びの相談客を確実に式場に送客をす
ることができるかが課題です。当社は婚礼時代(昭和40年)から結婚式場の広告活動を始めています。 高度成長期による団塊世代の婚礼客の需要が増大するにつれ富裕層の顧客だけでなく中間層・中流意識の顧客に対応する結婚式の相談窓口が必要となります。

法人組織の結婚式場協議会が誕生。東京プロデュース設立以前の時代です。
婚礼をビジネスとして斡旋手数料を生む商法に疑問を抱く式場の会員組織です。式場メンバーによる会費制で運営。

その集客の広告活動を手伝うことになります。法人の結婚式場協議会は、銀座本社、窓口を駅ビルに開設。直接会員式場と顧客が取引することによって斡旋手数料をなくす制度です。 集客の手段は朝日新聞の首都圏版による広告展開。
結婚予定のカップルを無料で招待する“バス見学会”を開催することです。
毎週日曜日に銀座・松屋デパート横にカップルを集め、参加式場へ案内し受注させる。
顧客は共働きの中産階層のカップルが多く、バス見学会は回を重ねる

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

1. 式場紹介業とブライダルエージェントの明暗(2)

たびに参加人数も増え好評を得ることになる。

カップルの案内役としてバス見学会に同行することになります。
バス見学会による式場予約が増加するにつれ、良き日(大安など)の式場選びを求めて、即決を含め決定式場と決まらない式場の格差が生まれることになり会員の中から脱退式場が起こり協議会の運営問題に発展。
その後、民間の企業がバス見学会を引き継ぐことになる。
その経験が後の東京プロデュースの集客活動に役立つことになります。
広告の役割は集客です。婚礼予定者のリストを集める方法として新婚旅行券(日本旅行)をプレゼントするアンケートによる公募で希望の式場を明記させることです。 式場集客媒体は新聞 (日刊」現代・夕刊フジ)の式場特集・女性誌の週刊・月刊の結婚特集号です。
結婚式には高額な費用がかかります。顧客は式場選択の公平な相談場所を求めています。

花嫁たちは和装中心からファションを求めてウエディングドレス嗜好が高まり教会挙式ブームが起こります。
当時の結婚式場には神前式場だけで教会式場がないために、急遽、教会挙式場の新設ラッシュとなります。

ワタベウエディングに好機が訪れます。ハワイでチャペルウエディングがブームとなり、1973(昭和48年)ハワイ・ホノルルに海外店舗を開設。

ハワイエリアの全教会と提携し、国内需要の送客1,000組の実績を残しハワイ市場を独占。
また、ハワイだけでなく海外でのチャペルウエディングの要望が高まり、花嫁の海外ウエディングをプロデュースすることになります。今や年商500億。ブライダルエージェントとしてのポジションを確立しました。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

1. 式場紹介業とブライダルエージェントの明暗(3)

東京プロデュースは送客件数16,000組上の実績を誇り全盛時、ハワイの二ヶ所に教会を建設・運営することになります。
結果、式場へ送客すべき顧客を直接ハワイの自社教会に確保することになり、狭き式場業界の中でライバル企業として参入することになります。

また、式場紹介業の東京プロデュースは創業以来各結婚媒体(ゼクシイ、けっこんぴあ、他多数の結婚誌)の広告活動と編集協力によって年々集客力を高め式場各位への送客実績を拡張。約30年間で25店舗まで拡大し送客実績を重ねることができ、一流ホテルやブランド式場各位の協力と信頼を得ることになります。

それにもかかわらず自社媒体として式場情報誌を発行する。
当社扱いで反響が多かったゼクシイ誌への広告出稿もライバル誌ということで出稿停止を受け、かつ、式場送客の実績を基準にハワイ進出の投資資金を式場各位に求め、自社発売の式場情報誌の広告協賛金を求めています。
結果、狭いブライダル業界に活路を求めることでなく結婚エージェントとしてカップルのニーズの先取りに視点を向けるべきことです。進むべき道を誤ったと思われます。東京プロデュースを売却。廃業の轍を踏むことになります。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

2. 東京プロデュースの発展と大協広告の役割(1)

1972(昭和47年)、東京プロデュース設立。
婚礼費用を分割払いするクレジット業が目的の石村商事が母体で誕生することになります。
後結婚式場紹介業に転換する。法人結婚式場協議会の誕生数年後、のことです。

団塊世代の婚礼人口が増えることで、多くの関連業者(婚礼衣裳・婚礼家具・指輪業者)は売上増を目的に自社店舗のなかで式場紹介業を始めることになります。式場紹介業は式場選びの顧客を公平な立場で相談窓口にいかに集客することができるかが課題です。

当時、当社はすでに婚礼業界専門の広告代理店を目指し“結婚式場+α”というカップルの目線に立ったコミュニケーションで広告提案を行なっています。

“結婚式場は式を挙げるだけの場所ではない”との婚礼カップルの目線
に立った理念で広告活動を続けています。 既存の式場には喫茶室やレストランが完備されており、集客のためには式場予約に来る前にカップルのデートコースとして利用させることが婚礼につながる近道なのです。その理念は今でも続いています。 団塊世代による婚礼人口の増加は都内の公共式場だけで30ヶ所の新しい式場が誕生することになります。
公共式場は老舗専門式場と比べて実績は勿論知名度もブランド力もなく集客対策として業界初めて婚礼パック・プランを登場させることになります。
婚礼料金の公開は中流階層に関心を高めることになります。多ければ多いほど式場紹介業の東京プロデュースへ向かうことになります。集客機能としての広告活動は、式場と送客業務の共通接点の役割を果たす結果となります。

集客方法の一つとして全ての女性誌の結婚特集中心に婚礼パックの比較特集を企画することになります。式場の連合広告と東京プロデュースの婚礼アドバイサーの相談窓口をコラボレーションさせる広告作戦です。
東京プロデュースは式場との取引ができない時代を知っています。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

2. 東京プロデュースの発展と大協広告の役割(2)

コピー戦略はアドバイザーを“ウエディングママ”と位置づけ母親の気持ちで相談にお答えします。

結婚適齢期が24~5歳といわれた時代です。第二弾“あなたの式場に逢わせてあげる”など中産階層の花嫁予備軍が対象です。

独立型の式場紹介店として顧客の望む結婚式場の選定を公平な立場で相談にのれることです。
結婚式は良き日を先取りして挙式と披露宴を同じ日同じ場所で行なうことが売り手買い手に好都合なシステムとして歓迎されます。短時間で終了するわりには高額な費用がかかります。
婚礼業界は閉鎖社会といわれ婚礼費用などの婚礼情報は非公開となっています。
紹介業も顧客を紹介するだけの役割で内容、金額は顧客と式場の直接取引きになります。集客のために広告戦略が必要です。
顧客用の販促ツールとしてウエディングガイドブックの発行を毎年定例化する。ウエディングガイドブックの企画・編集・制作・印刷業務から結婚式場の広告協賛金集を集める作業まで、当社が営業代行活動を行う。
“あなたの式場に逢わせてあげる”のコピー戦略は女性の結婚年齢が年々高くなるにつれ自立型の結婚意識に訴求することになる。

集客活動は店舗拡大のためのマーケティング活動、販促ツールの制作物から媒体戦略まで結婚女性誌の全ての媒体扱いと制作・交通広告の全線(JR・私鉄・地下鉄)、ラジオなどのCM制作まで計画的に実行する。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

2. 東京プロデュースの発展と大協広告の役割(3)

一方、東京プロデュースのイメージ戦略として業界に知名度と社長名を広めるため、1983(昭和58年) “愛のテーブルからふたりのための結婚式”チャートの単行本を発刊。
花嫁予備軍への対象は勿論、業界にPRすることが目的でした。
式場の広告といえば電車の車額広告が中心で花嫁の衣裳の写真だけのイメージ広告時代に東京プロデュースは広告戦略として業界初の少女キャラクターを採用。
後年タレントとして活躍した「グレース・ヒロコ」の無名の子供の頃で“頭に草冠”のイメージ写真を使用することで少女の夢を繋ぐことにあります。

漫画ブームの到来です。少女マンガの恋愛結婚を舞台にラブストーリの完結のなかで結婚式場紹介店をを認知させるを手法です。 (ラビング)レディコミック誌の漫画家を選定依頼し発刊する。芸文社刊

東京プロデュースは1977(昭和52年)創業5年後東京駅南口日本橋センター開設。
1983(昭和58年)創業10年6ツ目の店舗銀座センター開設。
1987(昭和62年)に創業15周記念を迎え14番目のセンターとして町田センターを開設。

1997(平成9年) 25周年記念パーティをウエスティンホテル東京で開催。送客件数16,000組の実績は広告活動の総合力です。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

2. 東京プロデュースの発展と大協広告の役割(4)

紹介業は一組につき斡旋料として総婚礼費用の8%~10%を式場から受け取ります。東京プロデュースは顧客を式場に紹介する業務だけでなく婚礼実務の内容を顧客と直接担当する機会をもつべきでした。一部提案するも実現できず。

婚礼の最後の業務である招待客のリスト作成と発送業務を東京プロデュースが担当することです。少なくとも披露宴参加者の招待状の確認業務と発送業務を行うことが顧客への責任を果たすことになります。
顧客は東京プロデュースから式場の紹介状を受け、式場巡りを行い式場と直接に交渉決定することになります。挙式日の決定を始め婚礼業務の全ては式場と顧客が直接取引をすることになります。

東京プロデュースは顧客に式場を紹介した後は接点がなく顧客の総費用に対して手数料が戻る仕組みになっています。式場相談窓口を新宿御苑前の1店舗時代から、30年間の歩みの中で都内中心の駅近25店舗までに成長発展出来た送客実績は当社の広告戦略が支えてきたと確信しています。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

3. ぴあデスクとゼクシイなび相談カウンターの明暗

【ぴあデスク】
若者文化の情報を提供するぴあ情報誌と音楽他イベントなどのチケット販売の “ぴあデスク”が式場への送客業務を始める。
送客実績では東京プロデュースの全盛期です。
新宿の中心地に式場送客専門の“ぴあデスク”を開設するも結果が得られず“結婚式場相談センター”「コンパル」と業務提携に走るも業績が上らず撤退。敗因は明白です。

【ゼクシイなび相談カウンター】
平成4年リクルートから月刊誌ゼクシイ首都圏版を発売。
“男と女の出会い支援誌”から創刊3周年号から結婚&新生活マガジンとしてブライダル情報誌に転換。結婚式場情報誌に徹する。 リクルート戦略通り広告活動はクライアントと直接営業活動を行うことになる。
ゼクシイ誌は首都圏版のほか全国20地域発行。ゼクシイNETゼクシイなび相談カウンター50ヶ所業界の独占企業となる。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

4. 式場紹介業の貢献度と終焉(1)

式場紹介業の成功例は東京プロデュースの30年間のあゆみが物語っています。送客件数を誇り自他共に業界のリーダーといわれた東プロがなぜ転売することになり購入先の出版社も廃業することになったのでしょうか。

ワタベウエディングは式場紹介業から脱皮しブライダルエージェントに転進した成功例といえます。顧客に対して単に式場を紹介する斡旋業に満足するか 顧客の嗜好に応えて時代の先をみる機会を捉える戦略が持てたかということです。
確かに紹介業の役割は時代の必然性があり顧客にとっても式場にとっても貢献してきたことは事実です。送客の手数料を拒み続けてきたブランド式場一流ホテルまで婚礼対象を広げる目的と若者層のニーズに応えるべく東京プロデュースに送客を依頼してきた意義は大きいものがあります。式場紹介業は広告によって相談窓口まで集客し各式場へ送客することとはできても その後は顧客と全く接触することもなく料金はじめ婚礼相談の実務、プロセスは式場まかせなのです。式場決定後は式場から手数料が総額の8~10%支払われることになっています。東京プロデュースの式場紹介業は顧客を式場へ単に紹介する業務だけで、顧客のために婚礼業務の一部門だけでも役割をなぜ果たさな


かったのか。 つまり顧客との接点を求めて婚礼実務の業務を受け持つべきでした。将来をみすえた二人の祝福と感動を与える婚礼工一ジェントを放棄したということです。
ワタベウエディングは花嫁の和装時代からウエディングドレス嗜好への転換期を見事に捕らえた成功例です。顧客のニーズに応え更に海外ウエディングへと発展することになります。

東京プロデュースは送客全盛期に式場各位への送客件数によって保証金名目で資金を得て事業を始めることになります。投資先を業界の中に視点を求めたことが敗因となる。ハワイに教会を2カ所新設。ゼクシイ誌・けっこんぴあ誌に対抗してブライダル情報誌を創刊。敗因は明白です。婚礼業界という小さなエリアのなかで多くの式場紹介業は自社の売上競争に利用する目的のための紹介業務は全て失敗の連続です。教訓から学ぶことも出来ず同じ道をたどったということです。

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第3章 結婚式場紹介業の誕生と役割

何故式場を紹介する斡旋業が誕生し発展したのか。そして、なぜ式場紹介業が衰退していったのか。

4. 式場紹介業の貢献度と終焉(2)

式場紹介業の母体は様々です

  1. コンパル 結婚式場相談センター 百貨店 顧客利用型
  2. ウイン 法人組織結婚式場協議会 窓口は駅ビル民間企 業売却
  3. BIG結婚式場案内センター 斉憲
  4. ワタベウエディング 渡部
  5. 東京プロデュース婚礼センターサロン・センター 独立型
  6. JOYJOYブライダル 旧国鉄→ぐるなび家具
  7. 村内家具サロン
  8. 大正堂家具店
  9. シーマ 指輪
  10. ぴあデスク ぴあ 出版社
  11. ゼクシイなび相談カウンター リクルート
  12. シィティプラス シティリビング
  13. ウエディングなび 実業の日本社(W&S)
  14. すぐ婚navi エイチーム


  1. ウエコン サイフア
  2. スマ婚 メイション
  3. 楽婚 ベストブライダル

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

ウエディング誌からブライダル誌をへて ブライダル情報誌時代へ
昭和40年(1975)~平成25年(2013)

はじめに 広告媒体のあゆみは昭和40年に遡ります。
ウエディング誌は日本古来の結婚の儀式を伝承するための内容で結婚のしきたりを重視します。仲人、結納、挙式、の作法、儀式と披露宴の和装の着こなし紹介、などのムック誌です。

当時の花嫁の式場選びは仲人、結納などの”しきたり”をへて両親、親族などの意向で決めることになります。春と秋が結婚シーズンといわれ良き日選びは六輝表に求めるために6ヶ月~1年先の予約となります。
女性誌(全国版)の月刊,週刊誌は春、秋のシーズンに先駆けて結婚特集号の花盛りを迎えます。そして団塊世代ジュニアの結婚ブーム期に結婚式場情報誌”けっこんぴあ”が首都圏版の季刊誌として誕生します。女性の社会進出につれ式場探しも自分たちの意向が尊重されます。
その後リクルートからゼクシイ誌が月刊誌として男と女の支援誌として発売するも結婚式場情報誌に転化すことになります。けっこんぴあ誌、他の情報誌などの競合誌となる。年4回と年12回の発売の差が業界を一新することになります。情報という名の画一的ビジュアル提供の反復効果が集客を高める広告の量の違いとなりクライアント確保競争の勝利となり他の情報誌は撤退することになりゼクシイ誌独占時代を迎える。

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

結婚媒体のいろいろ

結婚媒体はムック誌の年2回の全国発売時代から月刊誌で首都圏版の式場情報誌の時代へと変化しています。専門誌はドレス、ジュエリーほか年2回の全国版対象です。そして一般女性誌のブライダル企画が多数あります。いつの時代も花嫁が主役です。毎月発売の会場情報誌はゼクシイ誌のみで専門誌(ドレス、指輪、ホテルほか)は季刊誌と、年2回発売のムック誌など30誌近くの媒体があります。
2014年 ブライダル特集号・ブライダル専門誌 発売予定表 2003年 ブライダル特集号 料金・媒体概要

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

1. ウェディング誌時代(1)

婚礼時代(昭和40年~55年)のウエディング誌は婦人画報社刊の月刊婦人画報結婚特集号(春・秋のシーズン)2回とムック誌(2回)”結婚のしきたり事典“があります。読者層は富裕層の専業主婦と令嬢が対象で日本古来の儀式と婚礼のしきたりを伝承することです。
結納・挙式・和装のマナーなどを継承するため作法を中心とした編集内容となっています。結婚式場の告知広告は婦人画法の結婚特集号で全国の有名式場の連合広告でした。新聞媒体は朝日・毎日・読売が春・秋の結婚シーズンに先がけて年2回結婚特集を企画しています。
一流ホテル・専門式場の広告企画が中心です。サンケイ新聞グループのシティリビングは若い女性OL対象の生活情報紙で企業の女性を対象に無料で配布される媒体です。
ブライダル特集を定期的に有料で編集取材をおこなっています。
ホテルの結婚式は大型の披露宴が主体で芸能人・有名人、中小企業経営者の子息を関連企業にご披露する目的などで300名以上の参加者が通例でした。団塊世代による結婚ブーム(昭和47年度の結婚組数・110万)を先取りした女性誌が結婚シーズンを前に結婚特集を発売することになります。当時の結婚式は春・秋のシーズンがあり六輝表による良き日(大安)を選び、結納、挙式を重視しています。

週刊誌・月刊誌の結婚特集号は全国版で年2回発売されることになります。月刊誌は主婦の友社”ai“講談社”ヤングレディ”週刊誌は主婦と生活社”週刊女性”光文社”女性自身”小学館”女性セブン“などです。

花嫁の専門学校が全盛時代です。お花の池坊学園は”新婦人”文化服装学園の“装苑”辻学園”の辻クッキング“などの生徒対象の月刊誌です。
お茶の小笠原流が全盛の頃です。日刊現代・夕刊フジが首都県版の若い男性サラリーマン対象に夕刊新聞が発売されました。

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

1. ウェディング誌時代(2)

男性対象の媒体として効率的な広告効果を期待することになります。サンケイ新聞グループのシティリビングは企業の若い女性対象の生活情報誌をタブロイド版で無料配布される新媒体です。
ドレスショップ中心のブライダル特集を定期的に有料で編集取材を行うことになります。

  1. 結婚のしきたり事典(年2)月刊 婦人画報社 春・秋結婚特集号
     全国結婚式場の連合広告が始まり 婦人画報社刊
  2. 「朝日・毎日・読売・東京新聞」が首都圏版・一流ホテル
  3.  ・専門式場の連広告企画「帝国ホテル・ホテルオークラ・
     ホルニューオオタニ、明治記念館・八方園など」の
     ブランド式場特集を各社が年二回
  4. .週刊女性春・秋の結婚特集号 / 主婦と生活社
  5.  初めての週刊誌(8頁)の式場連合広告
  6. 女性自身 / 光文社
  7. 女性セブン / 小学館
  8. 婦人画報 / 婦人画報社
  9. アイ / 主婦の友社
  1. ヤングレディ / 講談社
  2. 若い女性 / 講談社
  3. 日刊ゲンダイ / 講談社
  4. 夕刊フジ / サンケイ新聞社
  5. ドレスメーキング / 鎌倉書房
  6. 装苑 / 文化服装学園
  7. 新婦人 / 池坊学園
  8. 辻クッキングブック / 辻学園
  9. 結婚の事典 / 婦人画報社
  10. 結婚までの全て / 創栄出版
  11. 結婚オールガイド / 主婦の友社
  12. シティリビング / サンケイリビング

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

2. ブライダル誌時代(1)

団塊世代の活力によって経済発展の成長を迎え豊かな中流階層を生むことになります。人生一度の婚礼は、当時の母親が終戦前後の混乱期に自分たちが果たせなかった花嫁姿を娘に託すことになります。
団塊世代の婚礼需要層の急激な増加により、新設の結婚式場が誕生し公共式場、互助会による式場が注目をあびることになります。花嫁は和装による神前挙式全盛時代からファッション性を求めたドレスによるウエディングが人気を占めることになります。ウエディグデザイナー桂由美先生の登場です。
結婚式場は顧客のニーズに応えるため効率の良い婚礼システムを生むことになり“挙式と披露宴のセット販売”が結婚式ビジネスとして定着することになります。結婚誌媒体の中に式場選択情報を広告企画として役立たせることになります。 大手出版社の結婚誌は専門媒体として全国版が対象で年2回の発売です。
昭和56年(1981)~63年(1988年)

  1. ザ・ウエディング / 婦人画報社
  2. 結婚宣言 / 民放企業「朝日放送関連企業」
  3. 美しい結婚 / 鎌倉書房
  4. 結婚YIVI / 講談社
  5. 結婚式場カタログ / 双葉社
  6. ブライダル特集 / ブティック社
  7. トクマWEDDING / 徳間書店
  8. 舞踊華扇会 / 報知新聞社
  9. 結婚るるぶ / JTBパブリッシング
  10. Oggiウエディング / 集英社
  11. 結婚の本 / 講談社
  12. 地球の歩き方マガジン / ダイアモンド社
  13. ef / 主婦の友社
  14. アンアン / マガジンハウス

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

2. ブライダル誌時代(2)

  1. Caz / 扶桑社
  2. With / 講談社
  3. WeddingREY / 主婦の友社
  4. VISIOMONO / 昭文社
  5. ChouChou / 角川書店
  6. SAVVYWedding / 京阪神エルマガジン社

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

3. ブライダル情報誌時代 (平成元年~23年)(1)

“けっこんぴあ”が初めて首都圏版を対象に結婚式場特集を季刊誌で発売。結婚式場の情報は地域性の役割が強いため効率的な広告効果が期待されることになります。

広告集客活動も全国版の活版頁から首都圏版のカラー頁広告になり訴求対象が明確になります。婚礼人口の増加は団塊ジュニア世代(婚姻組数・79万組)へと続き、多量生産型の婚礼システムから脱皮できず今日まで引きずっています。

新しい顧客のニーズは時代と共に変化していきます。レストランウエディングの誕生です。ドレス嗜好によるチャペルウエディングはハワイブームを起こし更に海外ウエディングが人気となり海外挙式ブーム
は帰国後ゲストを招き祝福の披露宴だけを行う会場を求めることになります。既存の式場は披露宴だけを受け付けてくれない時代です。挙式を除き披露パーティだけを行う場所としてレストランを登場させることになります。
レストラン業界に明るい日経BP社と当社が新しいウエディング誌を発刊することで“挙式と披露宴のセパレート“を目的にレストランウエディングの新しいジャンルのシステムを開発することでムック版を企画発行することになります。
売り手側の都合でできた画一的な挙式と披露宴のセット販売”から顧客のニーズで選べる結婚式の選択が目的でした。
ところが一部のプロデュース業者達は既存の”挙式と披露宴のセット”販売をウエディングの集客を条件にレストランへの営業活動を行うことになります。上手くいったかに見えた集客と送客が苦戦状態でプロデュース業の転換期を迎えることになります。
つまり顧客の選択は式場のジャンルが増えただけでレストランも教会を新設することになります。

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

3. ブライダル情報誌時代 (平成元年~23年)(2)

大手のレストランはチエーン店の増加と共にウエディングの直営化を計ることになります。資金投資ができるプロデュース業者は直接会場を起こし”ゲストハウス”の新しい会場を運営することになります。顧客の選択は会場が増えただけで外観施設の新しさだけが魅力です。結婚式の進行は専門式場・神社・ホテル・レストラン・ゲストハウスなど皆同じです。結婚式場は式を挙げるだけの場所貸しの賃貸業で良いのでしょうか。
  1. グレイスフルウエディング / 世界文化社
  2. non−nomoreウエディング / 集栄社
  3. すてきな結婚 / 婦人生活社
  4. ラビング(レディスコミック) / 芳文社
  5. ブリランテ / 民放
  6. ブライダルノート / 光文社
  7. OZウエディング / スターツ出版
  8. Weddingfortwo / 東京プロデュース
  9. BRIDALnew / 鎌倉書房
  10. レタスクラブ別冊 / 角川書店
  11. ウエデイングブック / 実業の日本社
  12. SESAMEWEDDINGSERIES / 芸文社
  13. レストランウエディング / 日経BP社
  14. チャペルウエデイング / 昭文社
  15. けっこんぴあ / ぴあ社
  16. Hanako / マガジンハウス

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

3. ブライダル情報誌時代 (平成元年~23年) (3)

  1. xy / リクルート
  2. FirstClassWedding / 毎日新聞社
  3. 花時間ウエディング / 角川SSC
  4. 宴会&パーティBEST店140軒 / スターツ出版
  5. OZモール(ウエディング) / スターツ出版
  6. レストラン&ゲストハウスウエディング / 実業之日本社
  7. 国内リゾートウエディング / ごま書房
  8. ウエデイングマガジンMWミウ / 芸文社
  9. BRIDES / KCC
  10. クレア / 文芸春秋
  11. 25ansウエディングドレス号 / アシェット婦人画報社
  12. 25ansウエディング大人婚 / アシェット婦人画報社
  13. 25ansウエディングジュエリー / アシェット婦人画報社
  14. 25ans花嫁ヘア&ビューティ / アシェット婦人画報社
  15. 25ansブライダルフラワー / アシェット婦人画報社
  16. 25ans花嫁のきもの / アシェット婦人画報社

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

3. ブライダル情報誌時代 (平成元年~23年) (4)

  1. 25ansELLEMarriage / アシェット婦人画報社
  2. 25ans結婚準備スタート号 / アシェット婦人画報社
  3. CLASSYWEDDING / 光文社
  4. ホテルウエディング / 実業之日本社
  5. CityweddingTbkyo / サンケイリビング
  6. 初めてのたまごクラブ / ベネッセコーポレーション
  7. 和(なごみ)のウエディング / 芸文社
  8. 日本の結婚式 / 実業の日本社
  9. WHITESPOSA / ホワイトスポーザジャパン
  10. MISSウエディング / 世界文化社
  11. MISSジェリー号 / 世界文化社
  12. MISSビューティ号 / 世界文化社
  13. セサミウエディングアイテム / ごま書房
  14. シティリビングブライダルスペシャル / サンケイリビング
  15. 横浜・湘南ウエディング / 実業之日本社
  16. TokyoWeddingCollection / サイファ
  1. ネットみんなのウエディング / みんなのウエディング

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第4章 広告媒体の43年間のあゆみ

4. 取引出版社名 順不動

  1. 婦人画報社
  2. 主婦と生活社
  3. 主婦の友
  4. 講談社
  5. 文化服装学園
  6. 池坊学園
  7. 辻クッキングスクール出版
  8. サンケイリビング
  9. 民放企業リ
  10. 双葉社
  11. ブティック社
  12. 徳間書店
  13. ダイアモンド社
  14. JTBパブリッシング
  15. 芸文社
  16. 扶桑社
  1. 創英出版
  2. 角川書店
  3. 光文社
  4. 世界文化社
  5. 鎌倉書房
  6. スターツ出版
  7. 毎日新聞社出版局
  8. ぴあ社
  9. 日経BP社
  10. マガジンハウス
  11. リクルート
  12. 社婦人生活社
  13. ごま書房
  14. KCC
  15. ホワイトスポーザジャパン
  16. ベネッセコーポレーション
  1. 昭文社
  2. 京阪神エルマガジン社
  3. 集英社
  4. 実業の日本社
  5. 小学館
  6. 文芸春秋社
  7. 芳文社
  8. 報知新聞社
  9. サイフ
  10. みんなのウエディング
  11. 千趣会